「バチン!」 と音がして

今日のレッスンで、
ヘンデル4楽章の速い3連符を、何度もくりかえし弾いていたとき、
「バチン!」 という音がして、E線が切れてしまった。

ちょうどレッスンが終わる時間だったので、そのままおいとましてきたが、
「わーヤバイヤバイ」 である。
2週間まえの市民オケ演奏会で、こんなことが起こっていたら...。

ていうか、6年まえに楽器再開してから、弦切れなど初めてである。
予備弦は持ってないから、あーやれやれ、明日すぐに買いに行かなくては。
夜の市民オケに向けて。

先生どうしたの?

今日のレッスン、
すべてがあまりにうまく運んで、何だか 「???」 である。

Galamian の3オクターヴ音階、D major が、わずか数回目なのに合格。
(今は二巡目だが、一巡目のとき、この調を延々半年くらいやってたっけ。)

クロイツェル教本2番は、前回につぐ2回目で合格。
カール・フレッシュ教本は、6度重音音階の1小節目が一発合格。
そしてそして、ヘンデルソナタである。

まず3楽章を弾いて、 「ウーム、まあいいでしょう」 という感じでスルー。
速い3連符が連続する4楽章はどうか...。
前回、 『弓すべり』 (というか 『弓曲がり』) をかなり何度も指摘されたので、
鏡を見ながらの家庭練習で、何とか、この悪癖を直していった。

「いいですね! 大分改善しましたね!」 とほめてもらってうれしい。
あとは、ダイナミクスのつけ方、ビブラートのかけ方などを細かく指導され、
何度もくりかえし弾いたところ、
「はい、では、次回は先に進みましょう」 と、耳を疑うようなことば。

ヘンデルの1~4楽章、けっきょく、5月30日からのたった8回で合格!
以前の (ザイツやビバルディのときの) あのネバリを思うと夢のようだ。
先生、いったいどうしたの?

大観衆に感激?

先月の過労ウツがまだ本調子でなく、気分が盛り上がらなかったので、
演奏会の打ち上げは欠席した。

「お酒を飲んでワイワイ」 という部分にあまり未練はなかったが、
指揮者やソリストのあいさつを聞きそびれたことは、残念だった。

で、ゆうべ、まわりの団員たちにそのことを訊いてみたのだが、
「指揮者はね、練習も本番も楽しかった、この経験に感謝感激だって」
(まあ、社交辞令にしても、うれしい。)
「ソリストはね、この経験は今後の演奏活動の大きな自信になるって」
(へえ、そりゃまたすごいリップサービスだこと。)

するとあるひとが、うがった見方を...。
「わたしたちのオケの技倆がどうとかより、感激の原因はあの観客数だと思う」

なるほど。
2000人収容の立派なコンサートホールを7~8割がた埋める大観客。
(暮れの 「第九」 では、9~10割がた埋まる。)
それだけの観客動員力は、プロといえども持っていないにちがいない。
無料演奏会の強みである。

『たかがアマオケのお手伝い』 ではあっても、
大観衆の称賛を浴びながらの演奏は、きっと心地よかったことだろう。

とにかく、この演奏会をふたりのプロ音楽家が充分楽しんでくれたことを知って、
わたしもホクホクとうれしくなったことだった。


「第九」 初回

ゆうべの市民オケ、 「第九」 の初回だった。
練習内容は1・2楽章だけだったので、ほっとひと安心。

いつもの練習指揮者でなく、初めて見るひと (40代? 男性) が登場した。
(以前からの団員は知っているようだったが。)
初回だからザッと通すくらいでテキトーに? と思っていたが、イヤイヤ、
かなり本格的な練習になったのでビックリした。

「音楽的な表現は本番指揮者におまかせすることにして、
当面は、譜面通りに (譜面に忠実に) 弾くことに専念しましょう」 ということで、
正確なリズム、正確な音程、正確なダイナミクス、に留意しての合奏。

指示がテキパキとわかりやすく、とても弾きやすかったし、
ときおり 「さすがですねー」 とか褒めてくれるし、
みな、いい感じに 「第九」 のすべり出しができたと思う。

*ちなみに、 「さすがですねー」 の意味は、
<日本 (世界?) 広しといえども、毎年毎年40回近くも 「第九」 を演奏して
きたオケは、プロ・アマ問わず、みなさんたちくらいじゃないですか?>

さて話は変わるが、練習まえの準備のとき、まわりの団員たちに
「演奏会打ち上げで、指揮者とバイオリニストは、どんなあいさつしてた?」
と訊いてみた。 (次記事につづく)

5回目の 「第九」

ちょうど先週の今日 (日曜日) が、市民オケの定期演奏会。
その後、火曜日のレッスンも水曜日のオケ練習もお休みだったので、
月曜日から金曜日までの5日間、まったくバイオリンを弾かなかった。

きのう土曜日から、ボチボチ練習を始めている。
あさってのレッスンにそなえて、盛りだくさんの宿題を。
また、しあさっての市民オケにそなえて、 「第九」 を。

今年で5回目となる 「第九」、
ちょっと弾くと、すぐに弾き方を思い出せるのは安心だが、
それでも、昨年12月以来半年ぶりにひらく楽譜なので、モタつく箇所もたくさん。

あと3日で準備が整うかな。
「初回なので全楽章通してみましょう」 なんて言われたらピンチである。
明日あたり、練習予定のメール連絡が来るが、 「一楽章のみ」 とかだといいな。

再開6年時の演奏技術

大学オケ以来40年ぶりのバイオリン再開から、丸6年経った。
ここで、 「(再開)6年から」 というカテゴリーをいくつか新設するとともに、
いつものように、 <再開6年時の演奏技術> を記録しておきたい。

...と大見得を切ったものの、再開5年半時から半年で大きく変わるわけもなく、
何を書いたらいいかとまどう。

ただ、以前弾きにくかった曲が楽に弾ける、などのうれしさはときどきあるし、
オーケストラでも室内楽でも、
「2nd Vn パートって易しいのよね」 という不遜な気持ちを抱くことも多い。
(練習時間さえじゅうぶん投入すれば、どんな曲もほぼ必ず弾ける。)

レッスンでも、長年のおつき合いだった 「やさしいカイザー」 が終了して、
最近クロイツェル教本に変わったし、
カール・フレッシュなどという、重音まじりのむずかしい音階教本も加わって、
「脱・初級」 感が強まっている。

もはやわたしは、バイオリン中級者?
いや、まだまだかな...。

お別れのさびしさ

市民オケの定期演奏会が終わった。

メンデルスゾーン: バイオリン協奏曲
チャイコフスキー: 「悲愴」
チャイコフスキー: 「眠れる森の美女」 より 『ワルツ』 (アンコール曲)

の3曲を舞台で弾きながら、
「ああ、この曲を弾くのもこれで最後なんだなあ」 と、せつない哀惜感を感じた。

指揮者とお別れするさびしさも大きかった。
カリスマ的なところのまるでない、ごくフツーの50代のおじさん。
始めはわからなかった良さが、じわじわと心に染みとおってきた今日この頃だ。

この指揮者の最大の魅力は <たくさん弾かせてくれること> だった。
気になるところがあるとすぐ止めて、延々の部分練習やパート練習にうつる
指揮者もいるが、 (そして、そういう練習はかなり退屈なものになり得るが)、
かれのやり方はちがう。

<部分練習を最小限におさえ、合奏時間をじゅうぶん確保する> というやり方。
たっぷり弾けて、毎回の練習がとても楽しかった (その分疲れもしたが)。

今日の本番、全身全霊で棒を振る指揮者につよい信頼感を感じ、
ときおり浮かぶ忘我の表情 (曲のなかに入りこんで) に高揚感をかきたてられた。

昨年12月から半年あまり練習してきた上記曲とお別れしたこと、
4月から3ヶ月あまりお世話になった指揮者とお別れしたこと、
どちらも、とてもさびしい...。
プロフィール

YUMY

Author:YUMY
楽器を再開してはや6年。
年齢もすでに60代後半だし、
「還暦」の看板はおろすべきかな?

最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
検索フォーム
リンク