あんたが大将!

今年の第九演奏会 (12月3日) まで、あと2週間余となった。
そろそろエキストラさんも顔を見せ始め、にぎやかな練習風景になってきた。

さて、以前紹介した高学歴女性指揮者、
どんな感じかというと、わたし的には 「ベリグッド!」 である。

とにかく、イキイキとチャーミングな女性で、見ているだけで楽しい。
人なつこく 「エヘヘ」 と笑顔を見せるかと思うと、つぎの瞬間、
「この程度の音程がピタリと決まらないって、何なんですかね」 と言い放って
眉間にしわを寄せたり。

気心の知れない団員たちを、少しも怖がっていない。
以前も書いたように、 「わたしがボスだからね」 というオーラがとても強いのだ。

たとえば、指揮者によっては、
①「この箇所は音楽的に、ああでこうで、こうでああで、...、だから」 (理由)
②「こういう風に演奏してください」 (指示)
みたいに練習を進めるところ、彼女は、①の部分をほぼ省略している。

それが気に入らないひと (団員) もいるかもしれない。
でも、わたしにとってはノープロブレムというか、むしろ歓迎である。
「あんたが大将!」 なのだから、大将が目ざす音楽に、ついていくだけのこと。

...そういうわけで、5回目でやや新鮮味のうすれた第九だが、
指揮者の明快な指示に 「ハーイ」 と従いながら、楽しく合奏練習している。

面倒な「曲想予習」

新しい曲に出会ったとき (レッスン、市民オケ、合奏会)、
わたしのやり方は、 <まず楽譜だけをたよりに曲を立ち上げてみる> である。

先に手本を聞くと、オリジナリティが損なわれるから?
いやいやまさか。 そんなご大層なものではなく、単に面倒くさいからである。
それと、楽譜がバッチリ読める、という自負心も少しはある。

市民オケや合奏会の曲だと、練習途中からは、音源を聴くことが必須となるが
(他パートとのアンサンブルや出のタイミングなどを確認するため)、
レッスンの曲ではそういう必要がないので、音源は聴かずじまいになりがち。

ただ、このごろ、先生から
「冒頭の6音、どういう表情をつけて弾きますか?」
「ここのフォルテはそのまま次の小節まで持続ですか、それとも...」
「このフレーズで、いちばん強調したいのはどの部分ですか?」
など、曲想についての質問や指示が多くなってきた。

そんなことを言われても...、よくわからないわたしである。
やむなく、YouTube で 「曲想予習」 せざるを得ないが、
これが、けっこう面倒くさい。

音程とリズムが合っていて、ある程度のダイナミクスが表現できていれば、
それでOKということにしてほしい。 (以前のように。)

弓のグリップ

きのうのレッスンで、何かの折りに先生から、
「**さん、弓のグリップが以前と変わりましたね」 と言われた。

「前は、手首が高く上がっていて、必然的に弓が向こう側に傾きがちでしたが、
今は、手首をぐっと落として、いい感じのグリップになっています」

これを聞いて、うれしさがこみ上げてきた。

弓のグリップに関しては、これまで何度も指導され (図示つきの説明もいくたびか)、
①始めは指導内容がピンと来なかった
②たび重なる説明を受けて、だんだん理解が深まった (でも、できはしない)
③やがて 「ははん、こういうことね」 との実感が芽生え、少しずつ工夫し始めた
④その後は、 「手首を下げる」 ことにつねに留意するようになった
という経緯で現在にいたっている。

ああ、何年越しにやっと、先生に認めてもらえる 「弓の持ち方」 になったのね...。
わたし: 「はい、先生に教えていただいたことが、この頃ようやくできるように
  なってきた感じです。 ありがとうございました」
先生: (微笑んで) 「そうですか、それは良かったです」

このとき、師弟のあいだに、あたたかく親密な空気が流れたのだった。

主旋律を弾く楽しさ

水曜日夜の市民オケのあと、木金土と三日間、バイオリンを弾かなかった。
ようやく今日、 「そろそろボチボチかなー」 という気持ちが起こってきた。

始めるまではちょっと億劫だったが、弾き始めてすぐに楽しくなった。
鈴木6巻の 「ヘンデルソナタ4番: 2楽章」 を2時間近く弾いたのだが。
(この曲、次回レッスンが初回となる。)

難しいところを集中練習して、
ダイナミクスに留意して、アクセントも忘れずにつけて、
少しずつテンポを上げながら (楽譜指示の四分音符=100はちょっとまだ苦しい)、
何度もくり返して弾いた。

楽しい、ああ何て楽しいんだろう。
いつも弾いている、セカンドバイオリンの (面白味のない) 伴奏音型にくらべ、
主旋律を弾くって、こんなにも気持ちいいことなのね。

また、鈴木の曲をいちどに2時間弾くなんてことも、めったにない贅沢感なのだった。
ふだんは、XYZ音楽協会の合奏会準備 (2nd Vn) に時間を取られてしまうから。

合奏会を不参加にした今月、
こんな感じで、好きな曲をのんびり楽しんで弾いていこう。
わくわくする。

キャパオーバーを癒やす

11月になった。

9月・10月は、XYZ音楽協会のふたつの合奏会、どちらにも参加し、
さらに10月は、市民オケ 「音楽教室」 などという特別イベントもあった。

盛りだくさんというか、キャパオーバーというか、ちょっと疲れてしまった。
今月は、バイオリン活動を、もっとゆるいものにしたい。

とりあえず、合奏会には参加しない。
「第九」 の仕上げ練習 (演奏会まであとひと月) と、
個人レッスンの予復習だけを、のんびりこなしていこう。

そう決めたら、スッと気持ちが楽になり、
今日も、バイオリンのことなど忘れて、夫と紅葉ドライブに出かけたのだった。

寒くて冷たい音楽教室

今日は市民オケ、秋恒例の 「音楽教室」 だった。
<市内の小学校を午前午後一校ずつまわり、約1時間のミニコンサートを行う>
というイベントである。

プログラムは以下の通り。
*スッペ: 「軽騎兵」 序曲
*アンダーソン: ワルツィングキャット、プリンクプランクプルンク、ブルータンゴ
*ブラームス: ハンガリー舞曲第5番
*ディズニーメドレー (小さな世界、星に願いを、ミッキーマウスマーチ)
*チャイコフスキー: 「眠れる森の美女」 よりワルツ
*アンコール (ラデツキー行進曲)


楽しみにしていたのだが、じっさいは、さんざんな一日になった。
台風の接近で、一日中どしゃぶりの雨が降りつづき、
体育館の屋根を叩く雨音が、演奏の妨げになるほどだった。

おまけに寒い。
だだっ広い体育館も寒いが、控え室にも暖房などはなく、
用意されていた飲み物も、冷たいペットボトル茶だった。 (ぶるぶる)

もちろん、こんな大雨をおして聴きに来る観客は少ない。
(学校職員やPTA関係者などを含めて、やっと30人くらいかも。)

夕方、寒さと冷たさに疲れ果てて帰宅した。
家族のいる暖かい居間で温かい飲み物をとり、ようやく人心地がついた。

4度目のよゆう

きのうは、 【把手のないドア・合奏グループ】 の10月例会。
3時からの1時間、メンデルスゾーンのカルテットOp. 13 (わたしのリクエスト曲) を合奏した。

この曲はこの半年で、すでに3回も弾いている。
1回目 (4月): 【せかせか40分・グループ】 で。
         1st Vn さんが下手すぎて、わけのわからない合奏だった。
2回目 (5月): 同グループで。 上級者ぞろいの合奏で素晴らしかった!
3回目 (6月): 個人合奏会に誘われて。 1st Vn さんがすごい名手!

今回、少し間があいたので、ていねいに 「思い出し練習」 をした。

万全の準備でのぞんだきのうの合奏、
他パートがカウントミスでアタフタするのを、よゆうで眺めつつ弾いた。
ダイナミクスに留意したし、音程も音色もばっちりだったと思う。

『セカンドさん、すばらしい弾きっぷりだったね!』
『音も迫力満点だし、あんなにうまいひとだったのね』
『ほんとにびっくりだね』
という、合奏メンバー内心の声がハッキリ聞こえた。 (もしかして幻聴?)

車で15分という地元の合奏会、
ヒョイと顔を出して一曲弾き、またヒョイと帰ってくる。
そんなカジュアル感覚が、とても心地よかった。
プロフィール

YUMY

Author:YUMY
楽器を再開してはや6年。
年齢もすでに60代後半だし、
「還暦」の看板はおろすべきかな?

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