あんた何様?

一夜あけて、きのうのことをつらつら考えてみると、
すべての元凶は、あの強引なビオラさんである。
(自分の準備不足や能力不足はおいておくとして。)

誰でもそれなりに、合奏の自分パートを準備してくるはずなのに、
事前交渉とかでなく、合奏直前に 「パートを代わってほしい」 とは無礼千万。
そのせいで、合奏全体がギスギスしたふんいきになってしまったのだ。

このビオラさん、かなりの要注意人物と見た。
空き時間にチラッと見た合奏に、かれが2nd Vn で参加していた。
クラリネット五重奏という感じの曲だった (モーツァルトではない)。
聴いていると、いきなりかれの叱声が聞こえてきた。

「クラリネット、そこ、走りすぎでしょう。
バロック (音楽) では、ぜったい走ったらいかんのですよ。
走るひとには、バロックやる資格ないですよ」

おお、おお、よくも言ったり。 エラソーに。
40代の新入りが60代の古参メンバーに向かって。
(1st Vn は 「帝王」 だったが、怒りで顔が白くなっていた。)

この 「あんた何様?」 のビオラ男性、今後もいろんな騒動を巻き起こしそうである。

ワースト1位の合奏会

あいだにひと枠 (40分) の空き時間をはさんで、
つぎの合奏は <メンデルスゾーン: Op.12>。

ファーストは同じく 「バイオリン帝王」、 ビオラとチェロはおだやかなひとがらの男性。
前合奏で、主役の座を奪われてムッとしていた帝王、今回は上機嫌である。
みなに (わたしにも) フレンドリーな笑顔を振りまいていた。

ところが...。
合奏が始まると、テンポはやはり速め。
そして...、わたしはまたしても落ちてしまったのである。

微妙な落ち方だったので、ビオラさんチェロさんには気づかれていないかも。
でも、帝王にはわかったと思う。
落ちたわたしが、アタフタとあせって 「弾くふり」 をしていたこと。
きっかけがつかめると、ホッと何食わぬ顔で復帰していたことを。

下手なひとだなあ、お話にならないなあ、と思ったことだろう...。

3番目の合奏 <ビバルディ: フルート協奏曲Op.10-5> は、
やさしくて弾きやすい曲なので、リラックスして弾けた。
ただ...、メンバーの中に 「教えたがりビオラさん」 がいたので、
いろいろ 「教わる」 羽目になってマイッタ。 (へこんだ気分のときはつらい。)

こんなわけで、きのうは、これまででワースト1位の合奏会になった。
(次記事へ)

合奏のお荷物

「落ちた」 と言っても、合奏を自分から止めたりはしない。
(このことは、カルテット勉強会指導者のEさんから、厳に戒められているので。)

ただ、①明らかにみなとちがうところを弾いたり、
②どこだかわからなくなって弓を止めてしまったり、
ということがたびたび。 (しばらくして自力復帰はするのだが。)

そのほか、もともとのわたしのカウントミスで (今日の超速テンポと関係なく)、
アンサンブルの乱れにつながる場面も、何度か発生。

だんだん帝王の顔が苦虫をかみつぶしたようになり、
ついにある箇所で、
「だーかーらー、そこ、休符が長すぎるんですよ」 とイラ立たしげな指摘があった。
そしてそのあと、 「チッ」 と小さな舌打ちが。

ショックだった。
わたしはいま、合奏のお荷物になっている!
3年近くまえ、カルテット勉強会の 「不協和音」 で赤っ恥をかいて以来の不面目だ。

やせ我慢しないで、始めに言えばよかったのよね。
「このテンポでは弾けません、もう少しゆっくりにしてください」 と。
ああもう大失敗...。 (次記事へ)

落ちまくった!

合奏会から帰って...、へこんでいる。
心のなかで、何度も大ため息をついている。 あ~あ...。

まず最初の曲が <ベートーベン: Op.18-5> だった。
ファーストはおなじみ 「バイオリン帝王」 (60代)、 チェロは手堅い弾き方の女性 (50代)。
ビオラは今回初顔合わせとなる新入り男性 (40代?)。

さて、このビオラ男性、あいさつもそこそこに、
「今度べつの会でこの曲のファースト弾くんですよー。
練習のために、パート代わってもらっていいっすか?」 と、帝王にもちかけていた。

帝王は、一瞬ぐっと不快そうな顔をしたが、
「ああいいですよ」 と応じて、楽譜と楽器を交換した。

えっ何それ? 何だかイヤな予感...。
予感は的中。 テンポがやたら速いのだ。
(弾けるんだぞーという、ふたりのあいだの対抗心?)
「万が一のために」 準備していた超速テンポをかるく超えるいきおい。

ちょ、ちょ、ちょっと待ってよ。
指がまわらない、カウントが取れない。 ああ困った、あせる。
落ちた、落ちた、落ちまくった。
(次記事へ)

問題はテンポ

明日は 【せかせか40分・合奏グループ】 の例会である。

①ベートーベン: 弦楽四重奏曲Op. 18-5 (わたしのリクエスト曲)
②メンデルスゾーン: 弦楽四重奏曲Op. 12
③ビバルディ: フルート協奏曲Op. 10-5、RV434


の3曲を弾くことになっていて、
前日の今日、まあまあ 「準備万端」 と言ってもいい状況である。

ただ、気になるのはテンポ。
このごろ、わたしはある決意をしている。
合奏時、 「ゆっくりでお願いします」 的なことを言わないようにしようと。

そんなお願いは、いかにも初級者っぽいし、
「ハイハイ」 などと、上からな態度を取られるのもしゃくだ。
ファーストさんがどんなテンポで弾き始めようと、涼しい顔でついていけるようにしたい。

ただじっさいには、そこそこのテンポでおさまるのがふつう。
1st Vn のむずかしさは 2nd Vn の比ではないのだから、あまり速いと困るはず。
(合奏のテンポを決めるのはファーストさん。)

そうは思っても、万が一のときのことを考えて、法外な速さで練習したりしている。
上記3曲それぞれ、果たして、どんなテンポになるかな...。

指導者オーラ

ゆうべ、市民オケに 「第九」 本番指揮者 (女性) が初登場した。

びっくりした。
だって、東大・東京芸大・ウィーン国立音大、という輝く学歴にくわえ、
じつに魅力的でチャーミングな女性だったのである。 (年齢は40代くらい?)

「ずるい」 (どこが?) という言葉がすぐ心に浮かんだが、
まあそれはともかく...。

東京芸大とウィーン国立音大は、プロ音楽家としては珍しくないかもしれないが、
そこに東大が加わると、その付加価値はかなり高い。
音大出のうるさ型団員たちも、一目置いているふんいきである。

ていうか、この指揮者、べつに学歴のちからを借りなくとも、
かなりの 「リーダー (指導者) オーラ」 を持つひとだった。

かわいらしい笑顔やフレンドリーなものごしのなかに、
「みなさんには、わたしの指導にきちんとしたがってもらいます」
という、きっぱりとした言外メッセージが読み取れる。

(高校教員時代、このオーラを持った同僚は、かならず生徒に信頼された。
生徒の思惑を気にかけることなく、指導者としてのスタンスにぶれがないから。)

何だかワクワクする。
このカッコイイ (しかもたしかに優秀な) 指揮者のもと、
本番までの2ヶ月半、楽しく刺激的な日々になりそうだ。

明日から本番指揮者

明日の市民オケ、ちょっとワクワクする。
なぜか? 「第九」 の本番指揮者が来るのである。

「ブライトコプフ新版」 楽譜を使います、などと言って、
団および団員に多大な迷惑をかけた (?) ペダンティストではあるけれど、
まあそれはそれ。

ワクワクの原因は、女性指揮者 というところにある。
東大卒業後、東京芸大に学び、その後ウィーン留学、というまばゆい経歴の女性。
どんなひとだろう、どんな振り方をするんだろう。
気になるテンポは? (過去2回のような超速テンポはかんべんして。)

上記疑問の答えについては、後日またお伝えしたいと思う。
プロフィール

YUMY

Author:YUMY
楽器を再開してはや6年。
年齢もすでに60代後半だし、
「還暦」の看板はおろすべきかな?

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